母校が甲子園へ
2019年1月31日 木曜日
私の高校の母校は徳島県南部の阿南市にある県立富岡西高校。地元では富西(とみにし)と呼ばれています。私が高校生だった頃は富西は県南一の進学校で、徳島の阿南市より南にある市町村の中学校(一部はもう少し北の小松島市も)から優秀な生徒が来ていました。前身の旧制中学校(男子校)の時から数えると創立120年以上の歴史があって、政財界などにも著名人がいます。(一番有名な人はたぶん中曽根内閣の時の後藤田正晴官房長官。)校是は文武両道ということで野球部を含めて運動部の活動も盛んでしたが、それでも甲子園など夢のまた夢。当時は蔦監督率いる県立池田高校が甲子園で「爽やかイレブン」と呼ばれて快進撃を開始していた時代でした。
その富西がなんとこの春甲子園に初出場します!21世紀枠で実績が認められたのだそうですが、知らない間に強くなっていたのですね。本当におめでとう。大はサッカー・ボーリング、小はゴルフ・パチンコまで球技全般には全く興味が無い私でも、母校が檜舞台に上がるとなれば応援しなければ。あっと、家にはテレビが無かった・・・しかしそもそも仕事で生中継のテレビ観戦はできないので、そのうち誰かYoutubeにでもアップしてくれたら見てみよう。せっかくなら1回でも勝ってほしいけれども、一回戦で負けてもかまわない。若者らしく駆け引きの無い真っ直ぐな精神で試合に臨んでくれたらそれで十分。
富岡西高校卒業記念品のコーヒーカップ この記事、コーヒーを飲みながらキーボードを叩いて作成中。写真のコーヒーカップは37年前の富西の卒業式の時に同級生400人に贈られた卒業生記念品です。これとても丈夫でちょっとぐらい落っことしても割れないので、今に至るまで無傷です。ただ容量が小さいので普段は親戚の陶芸家の拓生さん作の陶器のカップになみなみ淹れて飲んでいるのですが、時には気分を変えてこのカップで。実に持ちやすくてテーブルの上に置いても座りが良いので折に触れて愛用しています。ハンドドリップで淹れたお気に入りのローリナ種の珈琲を飲むと、高校時代の懐かしい思い出が浮かんできます。T.Nのイニシャルは富岡西。左の器は親戚の陶芸家篠原拓生作の器に乗せた寺町御池の亀谷良永の玉納豆。表面の和三盆の淡い甘みと中の大徳寺納豆のほのかな塩味は、ローリナ種の淡い酸味の珈琲とよく合いますます。