京都・漢方専門クリニック 

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地蔵とクマゼミ

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2011年7月24日日曜日

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 今日は日曜日。朝から愛用iMacで来月の中医学の講演会のスライドを作っていました。 日曜日のクリニックには患者さんも職員もいませんから、朝からずっと窓を開け放っていました。

 昼下がりにふと見ると七条通に面した待合の窓際に置いてある六地蔵の置物の傍にクマゼミがとまっていました。蝉も地蔵にすがりたいのでしょうか。(なんといじらしい。)
 蝉の命は脱皮してから1週間と聞いたことがあるので、地蔵の傍とはいえクリニックに閉じ込めてしまったら短い一生の何分の一かをこんな狭い空間で過ごすのも不憫に思い、ビニールの袋でそっとつかんで窓から逃がしてやろうとしました。

 ところが、ビニール袋で覆ってもじっとしてなかなか動きません。ビニールの上から指先でちょっと押してやってやっとバタバタと動き出しました。(僕が子供の頃に捕まえたクマゼミはもっと元気で野性味があったのになあと感じつつ・・・)窓から外に放つと七条通を越えて道向いの東本願寺の方に向かって飛んでいきました。

 逃がした後にふと、ひょっとしてあの蝉はもう命が残り少なくなっていたのかなと気付き、もしそうだったら窓際の六地蔵の傍に居させてあげても良かったかもと思いました。ちょっと複雑な心境・・・