京都・漢方専門クリニック 

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春の薬草たち

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2011年3月20日日曜日

 久しぶりに高知市五台山にある牧野植物園に植物観察に行ってきました。もう何度も訪れましたが、季節ごとに植物が違った姿を見せてくれて楽しいです。

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 左の写真はヤマトレンギョウの花です。漢方生薬として使用する連翹の仲間です。こんな風に下を向いて咲いています。

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 右の植物も下を向いて咲いています。アミガサユリといいます。この根は貝母(バイモ)という生薬で、化痰薬としてよく用いられます。特に咽に引っかかって切れにくい燥痰(そうたん)の治療には欠かすことの出来ない重要生薬です。

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 左の写真はオキナグサと言います。オキナグサの根は白頭翁(ハクオウトウ)という生薬で、大腸の湿熱を除いて出血を治療する作用があります。

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 右の写真、サンシュユの花はとても可愛らしい咲き方をします。サンシュユの実は山茱萸という漢方生薬で、滋養強壮の代表的なお薬になります。八味地黄丸や牛車腎気丸といった漢方薬にも使われています。

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 左の写真はシコクバイカオウレンといい、生薬として根を使用する黄連の亜種です。黄連はとても苦い生薬です。胃や心の熱を冷ます重要な生薬です。

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 右の写真はヒトツバというシダ植物です。名前の通り、一つの茎から出る葉がひとつだけです。漢方生薬としてこの葉を用いるとき場合は、石葦(セキイ)といって淋証のお薬です。淋証とは現代医学的にいえば尿路結石などの疼痛を伴う尿路系の病気のことです。