理念
1. 患者さんの治癒への希望をつなぐこと
2. 伝統中国医学(中医学)の文献的臨床的な研究成果に基づいた漢方診療
特色
1. 漢方専門医(日本東洋医学会認定)による保険診療。
2. 漢方エキス製剤、生薬(煎じ薬)いずれにも対応。
3. 内科疾患だけにとどまらず難病を含むさまざまな疾患の治療を行う。
4. フロアの奥1/3を占める研究室に多数の古今の漢方専門書を収蔵し、
患者さんの診療に反映させる。
名称の由来
当院の院長の名でもある明徳は、古い時代の中国の四書の一つ「大學」の経一章「大學ノ道ハ、明徳ヲ明ラカニスルニ在リ。」からとったものです。この章の続きには、「其ノ意ヲ誠ニセント欲スル者ハ、先ズ其ノ知ヲ致ス。」とあり致知(研鑽によって得られる英知)の実践を説いています。当院の理念もここに根ざしています。
当院のロゴマークは「明」という文字を意匠化したものです。明という文字は月と日(太陽)という陰陽二つの部分が結びついています。古い書体を見てみると太陽と三日月の象形であることがよく分かります。
物事には全て陰陽の二面性があります。医学研究という面と患者さんに対する人間的な思いの両方で医療が実現するのではないかと思いも表現しています。珊瑚色の丸(医学研究を表す陽の部分)の中のTCMはTraditional Chinese Medicine(伝統中国医学)を表し、当施設の漢方診療の基本的なスタイルを表しています。